杉並工科高校の受験情報まとめ【偏差値38】

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このブログでは高校受験前に確認したいさまざまな情報をまとめています。
今回は、下井草駅から自転車で約10分の都立杉並工科高等学校について書きました。

下井草駅周辺にお住まいの中学生とその保護者さま、学校調べにぜひお役立てください!

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/東京都立杉並工科高等学校

学校の基本データ

都立杉並工科高等学校、通称「杉工」

工科高校とは、主に工業や産業についての専門技術や知識を習得することを目的とする学校です。令和6年度からは既存の機械科、電子科、理工環境科の募集を停止し、これからの世の中に必要不可欠であるIT技術と環境リテラシーを身につけるためのIT・環境科が設けられます。

杉工は偏差値38で、生徒に高いレベルのITスキルと環境リテラシーを身につけさせることを目指した厳格な校風です。
杉並高校公式サイトはこちらからご覧になれます。

進学率★★☆☆☆杉工へは内申点が34点以上の中学生が進学可能
高校入学以降は多くの生徒が専門技術を学ぶために勉強しており、有名大学に進学するのは上位1割以下。
校則の厳しさ★★★★★「いつでも面接に行ける格好」というモットーのもと厳しい指導(再登校指導や反省文)があるよう。
髪の染色・脱色やツーブロック、ピアス、化粧禁止。アルバイト可。
スマホの持ち込み可(使用については記載がないため気になる方は在校生に聞いてみてほしい)。
制服の可愛さ★★★☆☆制服はブレザーで、2024年度からリニューアルしてネクタイ・リボン、スカート・スラックスが選べるようになった。
制服リニューアルの写真
進学率は以下の学校に合格人数10人以上または指定校推薦が来ていることを基準に評価。
星5:東京一工 星4:早慶上理 星3: GMARCH 星2:日東駒専 星1:その他

入試概要

入試形態

推薦入試と一般入試(当日のテストの結果と内申点で合否が決まる入試)の2パターンがあります。

倍率

学力に基づく選抜の倍率は0.42です。(2023年度)

ただし、2024年度から学科が変更になるため23年度までの倍率は参考にはなりかねます。各自で学校のHP等を確認しましょう。

合格基準点

学力に基づく選抜の合格基準点は490点です。

また、内申点34点以上が必要です。全科目3の生徒の内申点が39点ですので、その時の平均点にもよりますが定期テストで全科目40〜60点を取らないといけません。

ここまで読んでくださった方に朗報です!!
推薦入試の分布推薦入試の際に必要な内申の目安過去に豊多摩に合格した人がどんな成績を取っていたかなど、検索してもなかなかヒットしないようなここだけの情報をお教えします!

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おすすめの参考書

自分のレベルを測ったり、直前の練習用に、実際の過去問を解くことをお勧めします。
この問題集には7年分の過去問が収録されているため、十分な演習量が確保できます。

また、杉工へ行くには、以下のテキストに出題されているレベルの問題が解けると安心です。
既にこの問題がスラスラ解けるようなら、さらに上のレベルの高校を目指しても良いかもしれません。

卒業後の進路

指定校推薦枠

杉工には下記大学から指定校推薦が来ています。
日本大学、東洋大学、東京都市大学、東京電機大学、千葉工業大学、拓殖大学、城西大学など・・・

指定校推薦とは?
大学側が指定した高校の校長が、自校の生徒を推薦する入試制度です。
1つの高校から推薦できる人数が限られているので、人気のある進学先の推薦枠を得るには、校内選考での選抜を通過しなければなりません。ですが、他の入試方法よりもライバルは少ないため合格する可能性が高い入試方法です。指定校推薦は、大学と高校の信頼関係のうえに成り立っているので、合格したら必ず進学する必要があります。

有名校に行ける確率

学校のレベル進学(合格)確率
難関国公立困難
早慶上理困難
GMARCH困難
日東駒専1.19%
大東亜帝国困難
それぞれの合格者数÷3年生の生徒数×100で算出(令和5年度)

杉工では半数以上(機械科では9割)の生徒が高校卒業後に就職するため、有名校への進学率はかなり低いです。有名校を志望する場合には、他の高校に進学するか相当な努力が必要です。

考えられる併願先

下井草駅から30分圏内の併願先はこちらです。

・豊南高等学校(下井草駅から自転車で30分)

学校の特色

あらゆる分野の企業・会社が求めるITスキルと環境リテラシーを身につけた人材を育成するための厳格な校風です。高いレベルでITスキル、環境リテラシー、教養そして人間力を備え、Society5.0社会の課題を解決に導く有為な人間の育成をスクールミッションとしています。

行事

初夏の体育祭と秋の杉工祭(文化祭)が二大イベントです。杉工祭では生徒作品の展示やものづくり体験が好評です。校内の雰囲気を知るために、公開されている行事に足を運んでみても良いかもしれません。

授業

3学期制、50分×6時限

国語や数学、英語などの基礎教科と一緒に、ITと環境に関する教科を勉強します。ITや環境に関することを含め幅広い学びの中で、自分が興味のあることや得意なことを見つけることができます。

部活

約20の部があり、参加率も高く活発

運動部では、関東大会出場の柔道部工高大会優勝のバスケット部をはじめ、サッカー部や野球が練習に励んでいます。文化部では、全国大会出場の電子工作部入賞多数の写真部のほか、模型工作部、機会工作部などが盛んです。

最後に

杉工に通うメリットはITや環境に関わる知識が学べ、時代のニーズにあった技術を身につけられることでしょう。
反対に、杉工に通うデメリットは有名大学への進学が難しいことが挙げられます。

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